乾式小型メタン発酵(発電)装置(比較的多くの固形物を含むバイオマス廃棄物の場合)
全てのバイオマス原料は脱水し、乾燥機で乾燥すれば、全てガス化(発電)処理可能ですが、
殆どが水分(70〜80%以上)の様なバイオマス廃棄物では、
原料がそのまま処理できるメタン発酵法がお薦めです。
通常、比較的固形物の多い場合は乾式(Dry-Type)を、
固形物が少ない場合は湿式(Wet-Type)が採用されます。
この固形物の多い場合の乾式装置も、技術は日々進歩しています。
水分が多い食品残渣、家畜・家禽類の糞尿等のバイオマス廃棄物原料(液状を含む)のバイオガス発電用途では、
小型コンテナ―搭載の メタン発酵発電装置、等を扱っています。
右側上段の乾式小型メタン発酵装置(ERibox)は、廃棄物原料を単に小型コンテナー内に投入し、メタン反応をさせるだけですが、
後段は最新のドラム式メタン発生装置(250kW)の1例です。
こちらはドラムが低速で回転する方式で、通常の方式に比べ10〜15%程度メタンガス発生率が高く、必要動力も3分の2、
そして使用済の固体残差は乾燥堆肥として、廃液も極めて少量の高濃度液肥が得られると言う優れものです。
原料は固形分が30〜40%程度が最適で、主に食品残差、家禽・家畜の糞等が通常そのまま使えます。
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下記動画は1例です。
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乾式は海外製品が性能的にも優れている様です。
原料の多くは家畜類の糞尿(牛馬、豚、鶏)・敷藁類、食品残差類が多く使われます。廃棄物を使っても、売電価格(FIT)は39円/KWhと高価買取です。
取扱製品は、まだ国内導入例の少ない小型・コンテナー仕様となっています。
発電能力で云えば100〜250KW程度以内となっています。
左記動画は1例です。同様に、下記Blog記事も参照ください。
メタン発酵装置、特に小型乾式を具体的にご検討中であれば、直接お問い合わせ下さい。
『海外で流行の小型コンテナー型メタン発酵の紹介』Blog記事はこちらです
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